資産運用に興味はあるけど、どうしたら良いのか全くわからないな……
誰でもプロ並みの運用ができる方法を紹介するよ。
資産運用に専門的な知識や特別な能力は必要ありません。
資産運用の世界では、同じやり方で運用すれば必ず同じ結果がでます。
スポーツや勉強と違って、同じだけ努力しても環境や才能によって結果につながる人とそうでない人がいる、ということはありません。
ここでは資産運用の知識や経験の全くない初心者でもわかるように具体的な資産運用の方法を説明していきます。
書いてあるとおりに進めていけば、誰でもプロとほぼ同等の成果が得られるはずです。
是非、あなたも経済的により豊かな未来に向かって最初の一歩を踏み出してください。
口座を開設して投資を始めてみよう!
まず、証券会社か金融機関に投資信託取引用の口座を開設します。
おすすめはネット証券を利用することですが、インターネットが苦手な人は金融機関の窓口を利用しても構いません。
金融機関の窓口を利用する場合は、ネット証券を利用する場合と比べるとコスト面で劣ってしまうことは事実ですが、それでも、十分に合格点レベルの運用が可能なので安心してください。
インターネットが利用できる人は
証券会社を選ぼう
この2社であればどちらでも構いません。ホームページを開いてみて、なんとなく使いやすそうだとか、自分に合いそうなほうを選んでもらえば結構です。
ちなみに私は楽天証券を利用しているよ。
ファンドを選ぼう
購入するファンドは「eMAXIS slim 全世界株式」がおすすめです。
ネット証券には、その他にも良質で低コストなインデックスファンドが数多くラインナップされていています。
絶対に「eMAXIS slim 全世界株式」でなければいけないということはありません。
総合的に判断してここでは「eMAXIS slim 全世界株式」をおすすめします。
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」なんかも良いね。
運用金額を決めよう
次にリスクをとって運用する金額を決めていきます。
目安としては「耐えられる下落額の3倍まで」を基準にしてください。
例えば、資産の評価額が100万円下がったら気になって夜もぐっすり寝られないし仕事も手につかないというのであれば、300万円投資するのはリスクのとり過ぎです。
資産運用でリターンを得ようとするうえで、ある程度のリスク(資産の一時的な増減)は避けては通れません。
どの程度までリスクを許容できるかが、あなたの得られるリターンを左右します。
インターネットが利用できない人は
基本的な考え方は、ネット証券を利用する場合と変わりませんが、利用可能なファンドが違ってきます。
そのため利用する金融機関や運用する金額が異なります。
金融機関を選ぼう
金融機関の窓口を利用する場合は、ゆうちょ銀行か郵便局をおすすめします。
私の知る限りでは、窓口利用で選択可能なファンドのなかで最も効率良く運用できるファンドを取り扱っているからです。
日本全国に店舗を構えていて誰でもアクセスしやすい点も考慮しました。
ファンドを選ぼう
購入するファンドは「JP4資産バランスファンド(ゆうバランス)成長コース」をおすすめします。
しっかりと国際的に分散投資されていて低コストであることが主な理由です。
安定コースや安定成長コースではなく、成長コースを選択して下さい。
債券比率の高いコースではコストパフォーマンスが悪くなります。
運用金額を決めよう
運用金額の目安は「耐えられる下落額の4倍まで」を基準にします。
ネット証券で「eMAXIS slim 全世界株式」を使う場合は3倍までであったのに、今回は4倍までとなっています。
これは、「JP4資産バランスファンド(ゆうバランス)成長コース」には国内外の債券が30%含まれているため、想定されるリスクが異なるからです。
あとはとにかくほったらかす
あとは必要になるまでそのまま保有するだけです。
「ただ保有するだけ」と聞くと、簡単なことのように思えますが、実はここに資産運用で成功するための最も重要とも言えるポイントがあります。
株価が上昇しても下落しても、決して売ったり買ったりしてはいけません。
これは簡単なようで非常に難しいことです。
株価が下落すればもっと下がるような気がして不安で売りたくなりますし、上昇すればしたで一旦利益を確定してまた安くなったところで買えば、と欲がでます。
ところが相場のタイミングを読むことなどプロでもほぼ不可能なのです。
ましてや自分にそれができるなどと考えることは大間違いです。
当たり前のようですが、投資で損をするのは安い時に売った人です。
株価が下落する局面では、新聞・テレビ等のメディアやネット上で、さも世界経済が破滅するかのようなニュースが流れます。
そういった情報に惑わされてはいけません。
最初に、下落しても耐えられる金額で投資額を決めたはずだよね。
どっしり構えて、必要になるまではじっくりと資産の成長を待ちましょう。
必要なときに必要な分だけ払い出して使おう
これまで説明してきたとおりに実行して、長期にわたって保有することができれば、取り崩しが必要になった時には十分な成果が見込めるはずです。
ではここで出口戦略、つまり売り時についても説明しておきましょう。
覚えておくべきキーワードはこれだけです。
マーケットのタイミングは考えなくて良いの?
そんなの考えても無駄。
安かろうと高かろうと、必要なら払い出すしかないよね。
リスクをとっているからリターンが得られるわけですから、長期的に考えれば、リスクをとっている時間が長いほどリターンの増加につながるはずです。
つまり、可能な限り長い時間、市場に資金を投じていることが大事になってきます。
現金化する優先度は、期待利回りの低いものから現金化すると良いでしょう。
- 通常貯金・普通預金
- 定額貯金・定期預金
- 投資信託
より効率良く運用するには?
基本的には、ここまでにご案内した分で十分に合格点レベルの運用と言えますが、非課税制度を活用することでより効率良く運用することができます。
非課税制度を利用しよう
代表的な非課税制度は以下のものがあります。
NISA
一般NISAとつみたてNISA があり、どちらかを選択することになります。
金融機関の窓口を利用される方には特に、つみたてNISAがおすすめです。
つみたてNISAであれば、利用可能なファンドを金融庁が限定しているので、ファンド選択で間違うことはありません。
iDeCo
iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことです。
若干、制度が複雑ですが、税額の控除もあって非常にお得な制度なので是非利用を検討されることをお勧めします。
世界一簡単でシンプルな資産運用マニュアルのまとめ
いかがでしたでしょうか?
誰にでもできる、プロがみても十分に効率的な資産運用の手順は
- 利用可能な範囲のなかから、十分に経済的合理性のあるファンドを購入する。
- 必要になるまで保有する
この2つだけです。
平均的なプロと同等の成果が見込めるならそれで十分という方は、あとは何もする必要はありません。
本当にほったらかすだけで結構です。
もしも資産運用に興味が出てきたら、実際に経験しながら、より詳しい理論を学んでいけば良いと思います。
これを読み終えたら、早速、まずは無理のない範囲で、自分の許容できるリスクを設定して資産運用を始めてみてください。
私がそうであったように、あなたもきっと、真っ当な資産運用を知らなかったときとは見える世界が変わりますよ。
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