存在を忘れられるくらいの投資信託でいいんです

資産運用の基礎知識

最近、ネットで面白いものを見かけまして。

金融機関向けの資料なんでしょうか、ある資料に「運用成績の良かった人の属性ランキング」が書いてあったんです。

属性って、男性とか女性とか、年齢層とか、会社員とか自営業とか、そういうのです。

さぁ、運用成績が良かったのはどの属性のひとでしょう。

運用成績の良かった人の属性ランキング

第1位 「亡くなっている人」

え?

第2位 「忘れている人」

おお!

いや、もうね。痺れました。

資産運用に携わって15年、数々の資料をみてきましたけど断トツです。

いまだかつて、これほどシンプルで的を得た資料をみたことがありません。

ごちゃごちゃ言わずに黙って持ってろ。と言わんばかりのインパクトです。

伝えたいから、伝わらない

もちろん黙って保有していれば何でも良い訳ではありません。

きちんと低コストなインデックスファンドを使って、しっかり分散投資してもらいたい。

あれもこれも、こうした方が良いですよ、こうしたほうがもっと良くなります。

なんて、ついつい色々なことをアドバイスしようとして、本当に大切なポイントがぼやけがちなんですよね。

「お前何をごちゃごちゃ言ってるんだ!大切なことがちっとも伝わってないぞ!」と叱られた気分です…。

一番大事なことは、動かないこと

「亡くなっている人」と「忘れている人」の共通点は、とにかく何もしてないってことです。

もうそこに尽きるわけです。

「何もするな、じっとしていろ」

「何もするな、じっとしていろ」

引用元:インデックス投資は勝者のゲームー株式市場から利益を得る常識的方法

何百回も、いや何千回も心にすりこんだ言葉です。

でも、いまいち伝わってない感じがしてたんです。

私としては、決め台詞のつもりだったんですけど決まらない。

いや、決まらないのは良いんですけど、伝わらないのは困る訳です。

で、次からはこの資料の話と、写真に添えてあったコメントをパクって使わせてもらうつもりです。

「お金を寝かすんじゃない!自分を寝かすんだ!」

気絶投資法、だそうです。

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